スカイマーク社長に元国交省官僚の洞氏

2020/1/31 13:48 (2020/1/31 17:02更新)
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スカイマークの業績は改善している

スカイマークの業績は改善している

スカイマークは31日、同社顧問の洞駿氏(72)が2月13日付で社長に就く人事を発表した。市江正彦社長(60)は退任する。2015年に経営破綻した同社は市江氏の下で、航空機の機種統一や定時運航率の改善などを通じて業績を伸ばし、19年3月期の売上高は過去最高を更新した。再上場を申請中で、上場を前に経営体制を刷新して成長戦略を加速する。

洞氏は運輸省(現国土交通省)出身。航空局長などを歴任後、全日本空輸で副社長を務めて、18年にスカイマーク顧問となった。同社は新たな航空機として米ボーイングの小型旅客機「737MAX」を検討していたが、同機の運航停止により後継機の選定が難航している。上場に向けた準備や機材戦略の策定が当面の経営課題となる。

スカイマークは96年に設立。割安な料金で全日空や日本航空に対する「第三極」を目指したが、大手の攻勢や欧州エアバスの超大型機「A380」の発注取り消しが響き15年に民事再生法の適用を申請し経営破綻した。

破綻後は投資ファンドのインテグラル(東京・千代田)50.1%、日本政策投資銀行と三井住友銀行が共同出資するファンドが33.4%、ANAホールディングスが16.5%を出資。政投銀出身の市江氏が社長に就き、インテグラル代表の佐山展生会長とともに経営改革を進めてきた。

洞駿氏(ほら・はやお)71年(昭46年)東大法卒、運輸省(現国土交通省)入省。01年国交省自動車交通局長、02年同航空局長、11年全日本空輸副社長、18年スカイマーク顧問。

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