/

中国1月の景況感、3カ月ぶり悪化 春節要因で

【北京=原田逸策】中国国家統計局が31日発表した2020年1月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は、19年12月より0.2ポイント低い50だった。昨年10月以来、3カ月ぶりに小幅に悪化し、拡大・縮小の節目となる50ちょうどだった。1月下旬に春節(旧正月)休暇があり、稼働をやめる工場が多かった。調査に新型肺炎の影響は織り込まれておらず、2月以降は景況感が急速に悪化する恐れもある。

PMIは製造業3千社へのアンケート調査で算出する。新規受注や生産が50を上回れば拡大、下回れば縮小を示す。

昨年5~10月に6カ月連続で50を下回った後、同11、12月と2カ月連続で上回った。生産が回復したほか米国との貿易協議が第1段階の合意に達したのも追い風だった。

1月の小幅悪化は生産の指数が51.3と昨年12月より1.9ポイントも悪化したのが主因だ。春節休暇は毎年時期が異なり、今年は1月24日からと早い。工員が古里に帰るため1月中旬には生産を停止する工場も多かった。新規受注などは改善し、国務院発展研究センターの張立群研究員は「内需は安定し、企業の景気の見通しも落ち着いている」と分析した。

ただ、1月20日頃から拡大した新型肺炎の影響は調査結果に反映されていない。統計局は「調査時点は1月20日より前で新型肺炎の影響は出ていない。今後の動向を見極める」としている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン