英・EU、通関手続き復活は濃厚 交渉本格化へ
企業、コスト増の懸念
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【ロンドン=中島裕介】2月以降に本格化する英国の欧州連合(EU)離脱後の将来関係を巡る交渉の行方は、企業活動に大きな影響を与える。英はEUとの間で関税障壁なしの貿易の継続を求めるものの、規制・ルール面では独自の路線を探る方針。英・EU間で通関手続きなど新たな非関税障壁が生じるのは濃厚な状況だ。金融分野を巡っても難題を抱えており、産業界にとって目が離せない交渉となる。
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