英BT、ファーウェイ機器交換に700億円 使用制限で

2020/1/31 4:09
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BTは既存設備の一部でもファーウェイ以外の製品への交換が求められる=ロイター

BTは既存設備の一部でもファーウェイ以外の製品への交換が求められる=ロイター

【ロンドン=志賀優一】英通信大手BTグループは30日、中国・華為技術(ファーウェイ)製の通信機器の交換に、今後5年で5億ポンド(約710億円)のコストが生じることを明らかにした。フィナンシャル・タイムズなど英メディアが報じた。英政府が次世代通信規格「5G」の通信設備でファーウェイ製品の使用制限を決めたことを受け、対応を迫られる。

英政府は28日、ファーウェイ製品の使用を基地局など周辺機器に制限し、割合を全体の35%にすることを決めた。ファーウェイは携帯電話の基地局で3割の世界シェアを持つ。性能への評価が高い一方で、コストは競合より2~3割安いとされる。BTも既存の4Gネットワークでは無線設備の3分の2がファーウェイ製品という。

5Gの通信環境を整備する際には現在、4Gの基地局で使う既存の設備と組み合わせるケースが多い。その場合は同じメーカーの通信機器を使用する必要があるという。今後設置する5Gの設備だけでなく既存設備の一部でもエリクソンやノキアなどの製品に交換することが求められる。

欧州では5Gサービスの商用化が加速している。BTグループは傘下のEEが2019年に英国内で5Gを開始した。

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