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サンウルブズ、未来につなぐ新布陣 2月1日開幕戦

2020/1/30 22:29
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スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは2月1日、今季の開幕戦に臨む。チームは今季限りで大会から除外されることが決定済み。ワールドカップ(W杯)の日本代表組が参加せず、陣容も厚くはない。ただ、指揮を執るのは初の日本人ヘッドコーチ(HC)。代表を目指す大学生や海外の大物も集い、見どころの多い最終年になる。

サンウルブズの共同主将を務める森谷=共同

サンウルブズの共同主将を務める森谷=共同

W杯組が参加しないのは、国内のトップリーグ(TL)とシーズンが重なったためだ。TLのチームから参加したのはパナソニックの4選手だけ。神戸製鋼のように戦力潤沢な企業も選手を送らず、チーム編成は苦しくなった。

一方で海外の代表歴がある実力者は増えた。筆頭が元イングランド代表のベン・テオ。昨年のW杯メンバーからは惜しくも漏れたが、剛柔併せ持つ世界有数のCTBだ。ゲームメークを担うSHにも元南アフリカ代表のルディー・ペイジが加入。バックスは目鼻が付いた。

サンウルブズの斎藤=共同

サンウルブズの斎藤=共同

楽しみな新顔も多い。筆頭が過去最多を占める大学生。契約済みの4人に加え、5人の練習生も控える。レベルズ(オーストラリア)との初戦はWTBシオサイア・フィフィタ(天理大)が先発入り。SH斎藤直人(早大)、CTB中野将伍(同)は控えに入った。次の日本代表を目指す俊英がそろってデビューしそうだ。

チームを率いるのは今季就任した大久保直弥HC。脇を固めるコーチ2人も日本人だ。SRでコーチを育てるという理想の形がようやくかなった。大久保HCは「常にスペースにアタックするのが我々の生命線」。チームの看板、攻撃的なラグビーを最後まで全うすると話す。

サンウルブズの布巻=共同

サンウルブズの布巻=共同

選手の一体感、意欲は今季の武器となる。W杯代表から落選し、挽回を期してSRに参戦したフランカー布巻峻介(パナソニック)は「以前よりも選手でチームをつくりあげようというところがある。集まって短期間だけれどいい感じで来ている」。選手が頻繁に入れ替わった昨季と違い、同じ顔ぶれで戦う今季は連係も徐々に磨かれていくはずだ。

SRから一旦、日本チームが消えるが、日本協会には大会への再参戦を求める声がある。今季の成績は、その際の参考資料になろう。サンウルブズの最終年は、世界への扉を閉ざさないための戦いにもなる。(谷口誠)

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