トマムスキー場周辺で雪崩、仏人男性重体か

2020/1/30 17:07 (2020/1/30 22:06更新)
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雪崩が発生したトマムスキー場周辺に到着した北海道警の警察官ら(30日、北海道占冠村)=共同

雪崩が発生したトマムスキー場周辺に到着した北海道警の警察官ら(30日、北海道占冠村)=共同

30日午後3時25分ごろ、北海道占冠村のトマムスキー場周辺で雪崩が起き、圧雪などの整備をしていないコース外の「バックカントリー」を滑っていたフランス人の男女8人のうち、男性(38)が雪に埋まった。近くにいた7人のうち1人が下山し、スキー場を通じて通報。地元消防などに男性が意識不明の重体と話しているという。

道警富良野署によると、他の6人は現場で男性に救命措置を行っていたものの、その後に下山した。けがはなかった。道警は31日朝から現場にいる男性の救助を行う。

現場はスキー場管理区域外のエリアで、雪崩の規模は幅3~4メートル、長さ約50メートルという。8人は友人同士で25日に北海道に来た。政府は雪崩に関し、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

札幌管区気象台によると、占冠村の気温は午後3時時点で氷点下0.2度。30日午後1時までの24時間降雪量は約6センチと少ないものの、標高の高いところでは相当の積雪があったとみられ、「表層雪崩」が発生しやすい状態だった可能性があるという。

発生当時、観測点での降雪量や気温の基準を満たさず、占冠村に雪崩注意報は出ていなかった。その後、旭川地方気象台が雪崩発生の連絡を受けて午後5時15分に注意報を発表した。

〔共同〕

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