銀行監督をグリーンに 欧州に先んじられてよいのか
編集委員 小平龍四郎
[有料会員限定]
「資本主義の再定義」をテーマに掲げた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が終わった。世界のリーダーたちが最も頻繁に語った言葉が「気候変動」と「ESG」(環境、社会、ガバナンス)だ。気候・環境問題がグローバル市場の潮流を決める時代。焦点の1つは金融監督・規制と環境問題の接近だ。
総会に合わせて公表された2つの文書もダボスに集った人々の関心を引き、会議の議論に影響を与えた。
Nikkei Views
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1732文字
関連企業・業界
企業: