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サムスン、純利益38%減 10~12月期、半導体不振続く

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が30日発表した2019年10~12月期の連結決算は、純利益が5兆2300億ウォン(約4800億円)と前年同期に比べ38%減った。市況悪化に伴い半導体部門の営業利益が56%減となったことが響いた。次世代通信網「5G」普及の恩恵を受ける通信部門の営業利益は67%増だったものの、振れ幅の大きい半導体の減益を補いきれなかった。

同期間の売上高は1%増の59兆8800億ウォン、全体の営業利益は34%減の7兆1600億ウォンだった。事業部門ごとの営業利益をみると、半導体は56%減の3兆4500億ウォンだった。米IT大手のデータセンター投資が活況だった前年からの反動減が主な要因。ただ19年7~9月期と比べて13%増となり5四半期ぶりに増益に転じた。半導体メモリーの競合他社と比べてサムスンはいち早く業績悪化の底を打った。

半導体に並ぶ二本柱のスマートフォンを含む通信部門は、ギャラクシーブランドの5G端末が好調で67%増益の2兆5200億ウォンだった。大画面の高級機種「ギャラクシーノート10」のほか、新興国向けの低価格モデルも好調だった。

19年12月期通期の営業利益は前の期比53%減の27兆7700億ウォン、売上高は5%減の230兆4000億ウォンだった。通期の減益は14年12月期以来5年ぶり。サムスンの業績は売上高の3割、営業利益の6割を占めてきた半導体部門に大きく左右される傾向にある。17~18年は半導体メモリーの「スーパーサイクル」と呼ばれた好況期だったため反動減が大きく19年は大幅な減益となった。

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