米政権、ボルトン氏に暴露本出版の中止要求か 米報道

2020/1/30 8:00
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【ワシントン=中村亮】米CNNテレビは29日、ホワイトハウスが「ウクライナ疑惑」の真相に言及すると報じられているボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の著作について書簡を送り、出版を差し止める意向を示していたと報じた。書簡は23日付で送付されており、米メディアが著作の内容を報じる前にあたる。ホワイトハウスがトランプ大統領の不正疑惑が深まる事態を避けるため出版中止を迫った可能性がある。

CNNによると、ホワイトハウスはボルトン氏の弁護士に宛てた書簡で著作をめぐり「大量の機密情報が含まれているようだ」と指摘し、現状のままで出版は認められないと伝えた。ボルトン氏は著作について機密などが含まれていないかを確かめるため、2019年12月末に草稿をホワイトハウスに提出していた。著作は3月に出版予定とされる。

米紙ニューヨーク・タイムズは26日、トランプ氏が政敵の不正疑惑に関する調査にウクライナ政府が協力するまで同国向けの軍事支援を停止する意向を示したとの内容が著作に盛り込まれていると報じた。野党・民主党は上院の弾劾裁判でトランプ氏がウクライナ外交を悪用した証拠だと指摘し、罷免要求を強めている。トランプ氏はボルトン氏の主張を「誤りだ」と否定している。

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