ホンダ、広州の四輪工場の稼働再開延期 10日以降に

2020/1/29 22:20
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ホンダは29日、中国の広東省広州市に持つ四輪車工場の稼働再開を2月10日以降に延期する方針を明らかにした。新型肺炎の感染が拡大するなか、広東省が企業の営業再開を10日以降にするよう指示を出したことを考慮した。同社は武漢市にも四輪車工場があり、予定する2月3日からの操業再開は難しい状況だ。中国での生産が当面、停止する可能性が高い。

広州の四輪車工場も当初、春節(旧正月)明けの2月3日に操業を再開する方針だった。ホンダは広州に4工場を持つ。年間生産能力は約60万台で「ヴェゼル」や「フィット」などを製造する。稼働再開の時期は現時点で未定で「今後の状況を見ながら判断する」(広報担当者)としている。

武漢では3工場を運営し、現地従業員を含め約1万2500人が働いている。年間の生産能力は約60万台で「シビック」や「CR-V」などを造っている。

ホンダは28日、中国の天津市と江蘇省太倉市にある2つの二輪工場の操業再開を2月9日に延期する方針を明らかにしたばかり。広州に持つ二輪車工場も操業再開を10日以降にする予定だ。二輪と四輪の一大拠点の操業停止が長引けば、部品供給を受ける日本を含めた生産体制に影響を及ぼす可能性が高まる。

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