北海道倶知安町の観光地計画、ベッド数規制など検討

2020/1/29 17:59
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北海道倶知安町は29日、第6回観光振興計画・観光地マスタープラン検討会を開き、次期の観光地マスタープランに開発規制の強化やランドマーク施設の整備を盛り込む方針を決めた。同プランは2020~31年度のリゾート地としての開発計画や振興策を示すもので19年度中に策定する。

ニセコでは外国資本を中心に宿泊施設が相次いで建設されている。

倶知安町を含むニセコ地区はスキーリゾートとして急激な開発が進む。観光客の急増に伴う交通渋滞や水道などのインフラ不足の問題が顕在化している。

このため、海外のスキーリゾートを参考に開発規制の目標値を定め、行きすぎた開発にブレーキをかける。具体的にはスキー場のリフトのキャパシティーをもとに、宿泊施設のベッド数の目安を示す。観光客の急増につながる宿泊施設の乱立によるサービス低下や景観破壊を防ぎ、リゾート地として一定の質を保つ。

東急不動産グループのスキー場「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」近くの駐車場をシンボルになる施設として整備することも盛り込む。冬に問題となる交通渋滞解消のため、駐車場の有料化なども検討する。ひらふ地区中心部の再開発も将来的に進める考えで、バスターミナルなどの交通拠点や図書館、イベント広場の整備を想定する。

今後は地域のDMO(観光地経営組織)や民間の事業者をメンバーとする「観光地経営会議(仮称)」を設立。年3回程度の開催を予定し、策定したマスタープランの実施や見直しを進める。

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