山梨県、新型肺炎で対策会議 「感染想定して準備」

山梨
2020/1/29 14:57 (2020/1/29 18:46更新)
保存
共有
印刷
その他

山梨県は29日、新型肺炎の広がりを受け、「新型コロナウイルス感染症対策会議」を開いた。県庁内に相談窓口の専用電話を開設したほか、感染者が出た場合に2次感染を防止するため迅速に対応することを確認した。感染を判断する検査は県内で実施できる態勢を2月上旬にも整えるという。

山梨県は「新型コロナウイルス感染症対策会議」を開いた(29日、山梨県庁)

山梨県は「新型コロナウイルス感染症対策会議」を開いた(29日、山梨県庁)

長崎幸太郎知事は「山梨県内でいつ感染者が出てもおかしくない。発生した場合、感染拡大を想定し、連携して速やかに必要な態勢を講じられるようにしてほしい」と各部局に指示した。

県内の観光産業には影響が出ており、仲田道弘観光部長は「県内のホテルや旅館で、春節の24日からの10日間で数千人規模のキャンセルが出ている」と報告した。県は台風19号に伴うインバウンド向けの「ふっこう割」の一部を国内に振り向けるため国と協議するほか、売り上げ急減などに対応する県の制度融資を改めて周知する。

また、中国・武漢からのツアーバスを運転した奈良県の男性の事例について、下川和夫健康増進課長は会議で「濃厚接触者がいる場合、国から個別に連絡があり、健康確認することになっているが、連絡は来ていない」と述べた。

会議後、「男性が運転したツアーのバスは3回山梨県に来たが、濃厚接触者はいない、との連絡が奈良県からあった」(同課長)といい、「山梨県としても(男性運転のバス訪問による)2次感染の恐れは小さいと考えている」としている。

県の相談電話は055・223・8896。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]