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ゴーン元会長逃亡、弘中弁護士事務所を捜索 東京地検

(更新)
東京地検が家宅捜索に入った弘中惇一郎弁護士の事務所が入るビル(29日午後、東京都千代田区)=共同

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)が海外逃亡した事件で、東京地検が29日、元会長の弁護人を務めていた弘中惇一郎弁護士の東京都千代田区の事務所を事件の関係先として家宅捜索したことが関係者への取材で分かった。ゴーン元会長は保釈中、事務所内でパソコンを使用するなどしていた。地検は関係資料を押収して逃亡の詳しい経緯を調べるとみられる。

東京地検は逃亡発覚後、弘中弁護士に対してパソコンの任意提出を求めたが、応じなかった。1月8日にも令状に基づき弘中弁護士の事務所に立ち入ろうとしたが、同弁護士側は刑事訴訟法で弁護士らに認められている押収拒絶権を主張し、立ち入りを拒否した。弘中弁護士は同月16日、元会長の弁護人を辞任した。

元会長は2019年12月29日、関西国際空港から正規の手続きを経ずにプライベートジェット機で出国し、出入国管理法違反(不法出国)の疑いが持たれている。同機に搭乗した米国人2人が元会長が潜んだ大きな箱を機内に持ち込んだとみられており、東京地検などは協力者の割り出しも進めている。

元会長の公判は東京地裁で1月16日にあった公判前整理手続きで、日産元代表取締役のグレッグ・ケリー被告(63)、法人としての日産の公判とは分離することが決まった。元会長の公判前整理手続きの期日は全て取り消され、審理の見通しは立っていない。

東京地検などは国際刑事警察機構(ICPO)を通じて元会長を国際手配し、身柄の引き渡しを求め滞在先のレバノン政府と交渉を続ける。

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