武漢に残る日本人「第2便」期待 チャーター機派遣
マスクなどの支援物資に中国感謝

2020/1/29 10:41 (2020/1/29 12:10更新)
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邦人を乗せて中国・武漢から到着した日本政府の全日空チャーター機(29日午前、羽田空港)=共同

邦人を乗せて中国・武漢から到着した日本政府の全日空チャーター機(29日午前、羽田空港)=共同

【北京=共同】新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国湖北省武漢市では29日、日本政府が派遣したチャーター機に乗れなかった邦人が追加派遣される見通しの第2便に望みをかけ、情報収集を続けた。中国ではチャーター機が運んできたマスクなどの支援物資に「ここ数日で唯一の心温まるニュースだ」と感謝が広がっている。

現地では邦人約650人が帰国を希望したのに対し、29日の便に搭乗できたのは約200人にとどまる。

乗れなかった女性(39)は29日朝「第2便に乗れるといい。また深夜か未明の出発になるのかもしれない」と不安交じりで、日本の報道などで情報を集めながら大使館からの連絡を待った。感染源とみられる海鮮市場から自宅が遠いため、第1便からは漏れたという。「神経が高ぶっているのか、昨日はあまり眠れなかった」と打ち明けた。

外務省と東京都はマスクや防護服などの支援物資を第1便のチャーター機に積んで送った。これとは別に大分市も27日、友好都市の武漢にマスク3万枚を提供した。インターネット上では「日本でも感染者が出ているのに送ってくれるなんて」「感動した」との声が上がった。

感染拡大を防ぐため当局は武漢を出る航空便や列車を停止し、中国人の住民が街を出ることは大幅に制限されている。ネット上では邦人退避に「正常な対応だ」と理解を示す発言が多かった。

新型肺炎

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