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ユナイテッド、一部中国便欠航 スタバは2000店閉鎖

新型肺炎 米企業も対応

米ユナイテッドは中国行きの便を一部休止する=ロイター

【ニューヨーク=高橋そら、河内真帆】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、米企業も対応に追われ始めた。航空大手のユナイテッド航空は28日、米中の主要空港を結ぶ一部便を運航中止にすると発表した。米メディアが報じた。コーヒーチェーン大手のスターバックスも中国国内の店舗の半数以上の2千店超を一時閉鎖したことを明らかにした。

ユナイテッドは一部米中便の運航を2月1日から8日まで中止する。今後、新型肺炎の状況に応じて短縮や延長なども検討するとみられる。

米CNBCによると、同社が運航する米国と中国本土、香港を結ぶ便は1日約12便ある。このうち、1日あたり3~4便が削減される見通しだ。米シカゴのオヘア国際空港、ワシントン近郊のダレス国際空港、サンフランシスコ国際空港、ニューヨーク市近郊のニューアーク国際空港を対象とする。これらの空港と中国の北京、上海、香港を結ぶ便を欠航する。

米中間で引き続き運航する便も残し「顧客が両国間を行き来できるようにする」(同社)。欠航便を予約していた顧客には全額を払い戻すか、別の便を手配する。同社は運航休止の理由として「中国への旅行需要の大幅な減少」を挙げた。

スターバックスは中国国内の店舗について、今後の状況によって閉鎖の拡大や営業時間の見直しも検討する。閉鎖対象は世界の全店舗数の約7%に相当し「業績に影響が出る」と説明している。

同社は中国で約4300店を運営する。ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は「中国保健当局、現地の事業パートナーと事態に対応している」とコメントした。業績への具体的な影響は分かり次第開示する。

同日発表した19年10~12月期決算は純利益が前年同期比16%増の8億8500万ドル(約964億円)、売上高は同7%増の70億9700万ドルだった。中国で出店攻勢をかけており、中国事業の売上高は全体の約1割を占める。中国ネット通販大手のアリババ集団と組んでコーヒーの宅配サービスを手掛けるなど事業を強化してきた。

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