米ゼロックスCEO、買収提案「HP株主も理解」

2020/1/29 2:01
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【ニューヨーク=中山修志】米事務機器大手ゼロックスのジョン・ビセンティン最高経営責任者(CEO)は28日、米パソコン・プリンター大手HPへの買収提案について「HPの株主からも理解を得ている」と述べた。経営統合によるコスト削減などの効果を改めて強調し、買収実現に意欲を示した。

ゼロックスはHPに買収を持ちかけている=ロイター

ビセンティン氏は28日の四半期決算会見で「買収資金と新任の取締役候補を用意しており、速やかに買収実行に移れる」と述べ、「複数のHP株主と前向きな話し合いを進めている」と明かした。同社は2019年11月にHPへの買収提案を公表し、提案を拒否したHPの経営陣の刷新を求めている。

富士フイルムホールディングスとの合弁解消については「富士ゼロックス株を好条件で売却でき、調達先を多様化することで低コストのサービスを提供できるようになった」と説明した。富士ゼロとの商標使用契約が切れる21年4月以降に「ゼロックス」ブランドでアジア市場に参入する計画だ。

同日発表した19年10~12月期決算は純利益が8億1800万ドル(約890億円)と前年同期の約6倍に増えた。コスト削減に加え、富士ゼロ株の売却益が寄与した。売上高は2%減の24億ドルだった。

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