浜松の遠州鉄道、トヨタの販売子会社2社を統合

2020/1/28 18:20
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遠州鉄道(浜松市)は28日、7月1日付で子会社のネッツトヨタ浜松(同市)を同じく子会社の静岡トヨタ自動車(静岡市)に統合すると発表した。トヨタ自動車が5月にすべての販売店で全車種の併売開始を予定するなか、両社の持つ経営資源を統合し、営業や物流を効率化する。販売店の名称や店舗網などはこれまでと変わらない。

統合後は両社の持つ全店舗が静岡トヨタの運営となる

静岡トヨタは1942年設立で2018年に遠鉄グループに入った。静岡県内に「トヨタ店」31店舗、「レクサス店」2店舗、中古車販売5店舗を持ち、高級車や多目的スポーツ車(SUV)を中心に取り扱っている。

ネッツトヨタ浜松は1967年に遠鉄グループが設立。県西部を中心に「ネッツ店」17店舗のほか中古車販売4店舗を持ち、若年層やファミリー層に人気の車種を中心に販売する。

両社の販売商品の系列を合わせることで、法人営業などを効率化する。新車販売前の整備などを手掛ける物流センターの機能もトヨタ店とネッツ店の間で共通になる。管理部門や人材採用でも相乗効果を見込む。店舗統廃合などは現時点では予定していない。

トヨタ自動車は2019年6月、トヨタ店やカローラ店などの系列で分けて販売する商品について、20年5月から全店舗で全車種の併売を始めることを発表。当初予定していた22~25年の開始時期を前倒しした。

自動車販売は遠鉄グループの主力事業。静岡トヨタとネッツトヨタ浜松を合わせた19年3月期の売上高は663億円で、グループ全体の約3割を占める。

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