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中古車競売価格、13カ月ぶりに前年上回る 12月0.3%高

日本中古自動車販売協会連合会(JU中販連、東京・渋谷)がまとめた2019年12月の業者向け中古車オークションの平均落札価格は前年同月比0.3%高い1台27万5000円で、13カ月ぶりに前年を上回った。アジア新興国への輸出不振は続いているが、アイルランドなど右ハンドルの国向けに需要が伸び始めている。

「欧州連合(EU)加盟国のアイルランドやキプロスなど右ハンドルの国で需要が伸び始めている」と中古車輸出大手のエスビーティー(SBT、横浜市)の深尾佳広取締役営業本部長は話す。英国のEU離脱が1月末と近づく中、英国から車を輸入していた国で今後関税がかかるのではとの見方が強くなり、同じ右ハンドルの日本から輸入拡大を急いでいるためだ。

ユー・エス・エス(USS)の成約単価も、12月は同5.5%高の1台69万6000円で前年を上回った。担当者は「12月は輸入車の出品が全体の10%を超えていた。前年に比べ1ポイント高い」と話す。輸入車は軽自動車などと比べ単価が高く、10月の消費増税前の駆け込み需要で買い替えた輸入車が中古車として市場に出始めた可能性がある。

主要な買い入れ国であるパキスタンなどアジアの新興国向けの輸出不振は長引いている。「米中貿易摩擦が落ち着き始めたが、中古車の輸出全体でまだ上向いた印象はない」(中古車輸出業者)との声もあった。

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