がん治療の壁は無関心 あなたの一歩が変える世の中
バリアフリーの先へ(5)
「みんなの力でがんを治そう」――。がんは身近な病気のはずなのに、課題があまりにも大きすぎて、なかなか当事者意識を持ちにくい。乳がん患者でデザイナーの中島ナオ(37)は、日々のくらしの中で治療研究を支援しやすい仕組み作りに奔走する。
2月1日。この日は中島にとって特別な日となった。みんなの力でがんを治せる病気にするプロジェクト「delete C(デリート・シー)」によるがん治療研究への寄付が初めて実...
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現職は生活情報部シニアライター。企業、大学、ダイバーシティーなどのガバナンス論(組織統治)や、仮想通貨などトークンエコノミーについて取材しています。正統性や正義の問題といったガバナンスの切り口から、経済の様々な現象を分析することに興味があります。企業経営をガバナンスの視点で読み解く日経電子版読者向けニューズレター「Nikkei Briefing リーガルのつぼ」を執筆しています。カバージャンル
経歴
活動実績
2020年12月10日
単著「日本企業のガバナンス改革」(日経BP日本経済新聞出版)を刊行
2020年11月25日
長崎県立大学で「日本のガバナンス改革とファミリー企業の経営」をテーマにオンライン講義
2019年6月29日
一橋大学で開かれたセミナーに登壇。テーマは、仮想通貨(暗号資産)に至る貨幣の変遷や、近現代の貨幣経済と古代の贈与経済の違い
2018年11月7日
長崎県立大学でファミリー企業にみるコーポレートガバナンス論を講義
2018年11月7日
長崎県立大学で仮想通貨・ブロックチェーンの経済学について講義