360度評価、「嫌な上司」排除の悪用防げ 菅谷貴子氏 - 日本経済新聞
/

この記事は会員限定です

360度評価、「嫌な上司」排除の悪用防げ 菅谷貴子氏

働き方・霞が関の非常識 識者に聞く(中)

[有料会員限定]

難関の国家公務員試験をくぐり抜け、国の重要政策を数多く手がける霞が関の中央省庁の官僚たち。だが残業が月100時間を超える長時間労働や、深夜に及ぶ連日の国会待機など、過酷な労働環境が現場を疲弊させている。霞が関がめざすべき働き方改革の針路を識者や官僚OBに聞いた。

    【関連記事】

――前財務次官によるセクハラ問題から2年がたちます。中央省庁でハラスメントを防ぐ意識は高まってきましたか。

「霞が関は上命下服の世界。意思決定過程がわかりやすいピラミッド構造だ。民間企業のように中途採用で外の文化や価値観に触れる機会も少ない。社会の一般的な感覚とズレが生まれやすい」

「財務省を含む中央省庁では、『対策をしなければ組織を揺るがす事態になりかねない』との危機感はかなり広がってきた。官僚の頂点である次官が辞職し、

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り924文字

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません