徳勝龍ゆかりの地で特別展 奈良の相撲館、土俵も

2020/1/28 11:30
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子ども時代の徳勝龍が稽古をした土俵(27日、奈良県葛城市の相撲館「けはや座」)

子ども時代の徳勝龍が稽古をした土俵(27日、奈良県葛城市の相撲館「けはや座」)

「相撲発祥の地」とされる奈良県葛城市の相撲館「けはや座」で28日、県出身力士として98年ぶりの優勝を果たした平幕徳勝龍(33)の特別展示が始まった。同館には、本場所と同じサイズで子ども時代の徳勝龍が稽古をした土俵があり、塩まきや力士の装いもできるとあって人気だ。

葛城市は「日本書紀」に記される力自慢「当麻蹶速(たいまのけはや)」の出身地。天皇の前で力比べをしたのが相撲の起源とされ、相撲の歴史や資料を紹介する同館は1990年にオープンした。

特別展示では、徳勝龍が2009年に「青木誠」の本名で初めて載った番付表や新弟子時代の名鑑、13年に新入幕した際の直筆サイン入り雑誌などが並ぶ。1922年に同じく平幕から優勝を果たした県出身の鶴ケ浜の化粧まわしなども展示している。

同館の土俵では、以前は相撲道場が開かれ、徳勝龍も小学4年から中学2年まで稽古に通った。普段は展示用で、女性も自由に上がることができる。優勝から一夜明けた27日に訪れた大阪府八尾市の会社員、蔡銘晃さん(29)は妻や息子(1)と土俵入り。「徳勝龍も踏んだ土俵を体験できて感激した」と笑顔だった。

特別展示は7月31日まで。火曜・水曜は通常休館だが、今月28日と29日は臨時開館。入館料は16歳以上300円、小中学生150円。〔共同〕

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