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ボルトン氏の「暴露本」 トランプ氏が批判

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は27日、ホワイトハウスで記者団に対し、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が著作の草稿でウクライナ疑惑を裏付けるトランプ氏の言動に言及すると報じられたことについて「彼の主張は完全に誤りだ」と批判した。ツイッターでは「もしボルトン氏がこのこと(疑惑)に言及するならそれは本を売るためでしかない」と断じた。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、ボルトン氏は2019年8月に20年の米大統領選の野党・民主党の有力候補であるバイデン前副大統領に関する不正疑惑の調査でウクライナから協力が得られるまで、同国向けの軍事支援停止を続ける意向をトランプ氏から告げられたという。民主党は軍事支援の見返りを求める行為を権力乱用と批判しており、報道が事実であれば民主党の主張を裏付けることになる。

与党・共和党からはトランプ氏の罷免を争う弾劾裁判でボルトン氏の招致の必要性が高まったとの意見が出た。米メディアによると、ミット・ロムニー上院議員は「ボルトン氏の証言が必要だと考える私たちに他の共和党議員も加わる可能性が高まったと思う」と語った。

一方でトランプ氏に近い与党・共和党のリンゼー・グラム上院議員は27日「まずはボルトン氏の草稿を精査することが重要だ」と指摘した。ボルトン氏を招致する場合にはウクライナで不正に利益を得たとトランプ氏が指摘するバイデン氏の息子にも証言を求める考えを示した。

弾劾裁判で新たな証人を招致するには上院(定数100)で過半数の賛成が必要だ。共和党が53議席を握っており、最低4人の造反者が出ることがボルトン氏招致の条件になっている。

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