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フジモリ氏長女、次期大統領候補から後退へ

ペルー議会選で敗北

【リマ=外山尚之】南米ペルーで26日、国会(定数130議席)解散に伴う議員選挙があり、アルベルト・フジモリ元大統領の流れをくむ政党が議席を大幅に減らすことが確実となった。フジモリ家は長女を通じペルー政界で影響力を保ってきたが、強引な政治手法や汚職で支持が離反。長女は2021年の次期大統領選の候補からの後退が避けられない。

地元メディアによれば、フジモリ派の野党「フエルサ・ポプラル」の予想獲得議席は12にとどまる。73議席と過半数を得た16年の前回選挙から大きく退潮する。

日系人として2000年まで10年にわたり大統領を務めたフジモリ氏の存在感はいまだに大きい。長女のケイコ・フジモリ元議員は11年と16年の大統領選に出馬。ともに決選投票で惜敗したが、21年も有力候補の一人に数えられていた。

だが、近年はフジモリ派に対する国民の不信感が強まっていた。ケイコ氏はマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで捜査を受け、1年以上にわたり拘束と釈放が繰り返されている。当面は政治活動を停止すると表明し今回の議会選には関与しなかったものの、敗北の要因になった。最大勢力だった議会では少数与党との対立路線によって政治の停滞を招いていた。

フジモリ派は議会選大敗で21年の大統領選に向け苦しい展開を強いられる。ケイコ氏の弟で、かつて大統領選に意欲を見せていたケンジ・フジモリ氏も議会での買収工作が暴露されて議員資格停止となり、政界から離れている。

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