[社説]年金のマイナス改定を可能に

2020/1/27 19:00
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日本経済新聞 電子版
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厚生労働省は2020年度の年金支給額を0.2%引き上げる。04年の年金改革法に定めたマクロ経済スライドによって、現役世代の賃金水準や消費者物価の上昇幅より年金の上げ幅を低くする。

賃金・物価情勢との比較で年金の増額幅を抑えるのは2年連続になる。将来、年金財政が行き詰まるのを防ぐために高齢世代に一定の痛みを求めるのは当然である。

だがマクロスライドには欠陥がある。原則、名目年金額を前年度より減らさ…

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