企業活動への影響は? 新型肺炎

2020/1/27 17:00 (2020/2/7 1:37更新)
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中国の湖北省武漢市には主力の自動車産業に加え、小売り業でも市場が拡大しており多くの日本企業が進出しています。肺炎の影響が広がれば工場の稼働停止や店舗休止などのリスクが深刻になる恐れがあります。

■自動車産業に痛手

新型コロナウイルスの感染拡大で中国の工場の生産停止が長引き、世界の自動車生産に影響が出始めました。韓国・現代自動車は中国からの部品供給が滞り、韓国国内3カ所にある全工場の稼働を順次停止します。

現代自動車は韓国内の工場の稼働を一時中断する=同社提供

現代自動車は韓国内の工場の稼働を一時中断する=同社提供

ホンダ、武漢工場の稼働再延期 トヨタも4工場で検討(2月6日)

新型肺炎、中国から車部品供給が停滞 現代自動車が工場停止(2月4日)

ホンダ向け部品、武漢からフィリピンへ生産移管(1月30日)

■中国進出企業、生産停止や店舗閉鎖相次ぐ

中国当局が武漢市を「封鎖」したのを受け、海外から中国に進出している企業の間では、生産再開の延期や店舗の閉鎖が相次いでいます。米ナイキは、新型肺炎の感染拡大を受け、中国直営店の約半数を一時閉鎖しました。

米ナイキは中国での直営店の約半数を一時閉鎖した=ロイター

米ナイキは中国での直営店の約半数を一時閉鎖した=ロイター

独アディダス、中国の直営店を一時閉鎖(2月6日)

ヤム・チャイナ、新型肺炎長引けば「2020年に赤字も」(2月6日)

ナイキ、中国直営店の半数を一時閉鎖(2月5日)

ワタミ、中国直営全7店閉鎖(2月4日)

ジェットスター、成田―上海線運休 日本の航空会社初(2月3日)

中国経済、春節明けも休止 新型肺炎で生産再開延期(2月2日)

Apple、中国の全42店舗を一時閉鎖 新型肺炎拡大で(2月2日)

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新型肺炎 楽天、パソナなど 手探りのテレワーク(1月31日)

英航空BAの中国便運休、2月末まで拡大 新型肺炎で(1月31日)

TOTO中国工場 2月9日まで休業、70人が帰国へ(1月30日)

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最高益アップル 中国肺炎の影 クック氏「販売に影響」(1月29日)

■日本国内、インバウンドビジネスに影響

中国政府による団体海外旅行の禁止措置を受け、日本各地ではインバウンド(訪日外国人)ビジネスへの影響が広がっています。旅行会社などと提携して中国人団体客を取り込んできた飲食店ではキャンセルが相次ぎ、外食各社にとって痛手となっています。

「ホテル イルフィオーレ葛西」では2月分の販売客室数の3割にあたる1100室がキャンセルになった。

「ホテル イルフィオーレ葛西」では2月分の販売客室数の3割にあたる1100室がキャンセルになった。

人材派遣や外食、春節帰り社員の体調管理を徹底 (2月5日)

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新型肺炎、ヘルスケアに需要 シキボウはマスク増産 (1月29日)

飲食店で中国人客キャンセル続く 団体旅行禁止の影響(1月29日)

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