中央アルプスを国定公園に 中環審部会が答申

2020/1/27 18:30
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中央環境審議会(環境相の諮問機関)の自然環境部会は27日、長野県の中央アルプス県立公園を国定公園に指定するよう求める諮問を受け、即日答申した。3月に官報告示して正式決定する。新たに「特別保護地区」が設定され、氷河時代の地形など貴重な自然の保全に取り組めるようになる。また知名度向上で観光面でのPRにつながりそうだ。

千畳敷カールは氷河時代の貴重な地形

対象地域は県立公園と同じ約3万5千ヘクタールで、塩尻市や伊那・木曽地方の13市町村。区域の指定や公園計画の決定は環境相の権限になるが、許認可権限は知事のまま変わらない。

また国定公園になると、県立公園ではできない「特別保護地区」が設定できる。氷河時代の貴重な地形「千畳敷カール」や氷河湖のある地域が対象になる。同保護地区ではすべての動植物の捕獲・採取も禁止される。

長野県は国定公園化に伴って「中央アルプス セミ・ナショナルパーク構想」を打ち出しており、自然保護活動とともに登山・観光面で地域振興に取り組む。

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