関西電力、高浜3号機の使用済みMOX燃料取り出し

2020/1/27 15:14
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関西電力は27日正午過ぎ、高浜原子力発電所3号機(福井県高浜町)で使用済みのウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)を含む燃料を取り出す作業を始めた。日本でMOX燃料が使用済みとなるのは、1月に作業を終えた四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)に続き2例目。処分方法は決まっておらず、当面は原発内のプールで保管する。

高浜原発3号機の燃料保管プール(撮影は2017年5月)

高浜3号機の原子炉内には全157体の燃料があり、MOX燃料は28体。このうち8体が使用済みで、使用済みのウラン燃料73体と合わせて計81体を29日までにプールに移して保管する。4月上旬に送電を始める計画で、MOX燃料の追加はせず、使用期間の残った燃料を使ってプルサーマル発電を続ける方針だ。

高浜3号機では2010年12月にプルサーマル発電を始めた。関電はMOX燃料について、定期検査を挟んで3回の運転(1回約13カ月)で使うことを目安にしている。国や電力会社は使用済み燃料を再処理して核物質を再活用する「核燃料サイクル」を構想するが、実用化されていない。

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