SBドライブ、自動運転バスを公道で実用化

2020/1/27 13:40
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ソフトバンク子会社のSBドライブ(東京・港)は27日、あらかじめルート設定した公道を自動運転で走るバスを実用化すると発表した。4月にも茨城県境町で、住民らを乗せて病院や銀行、郵便局や食品スーパーなどを通る往復約5キロメートルの区間で運行する。人口減や高齢化が進む地方での新たな移動手段として、全国の自治体への拡大を狙う。

ハンドルのない自動運転の小型バスを公道で走らせる(27日、東京都港区)

SBドライブによると、公道で自律走行するバスを実用化する自治体は境町が国内初だという。車両は仏ナビヤ社の自動運転を想定して設計されたバス「ナビヤ アルマ」を使う。全地球測位システム(GPS)などで走行している位置を測定し、レーザースキャナーで障害物を検知する。

自動運転の技術レベルはドライバーが乗車する「レベル2」にあたる。バスにはハンドルがなく、運転用のコントローラーを持った運転手が乗り込む。巡回ルート内は原則、自動運転で走るが、車庫から巡回ルートまでは運転手が操作する。バスの定員は乗員2人を含めて11人で、運賃は当面は無料とする。

27日、都内で開いた記者発表会でSBドライブの佐治友基社長は「交通の課題をIT(情報技術)で解決していきたい」と話した。自動運転バスの普及に向けて、住民の高齢化やバスの運転手不足などを抱える全国の自治体との連携を進める。

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