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ペルー国会議員選、フジモリ派が議席減の見通し

【サンパウロ=外山尚之】南米ペルーで26日、国会(定数130議席)の解散に伴う議員選挙が実施された。出口調査によると、アルベルト・フジモリ元大統領の流れをくむ国会最大勢力の野党フエルサ・ポプラルが議席数を減らしたとみられる。長年ペルー政界で影響力を保っていたフジモリ派の勢力後退は避けられない状況だ。

世論調査会社IPSOSの出口調査によると、フエルサ・ポプラルの得票率は7.1%で、政党別では5位だった。2016年の前回選挙では同党は73議席と、議会で過半数を獲得。解散前も最大勢力を維持していたが、今回の選挙で議席を大幅に減らす見込み。どの政党も過半数を満たさず、中小政党が乱立する状況となりそうだ。

今回の選挙は野党が多数を占める議会とビスカラ大統領の対立が続いた結果、ビスカラ氏が国会解散を強行したことに伴うもの。フジモリ家からは誰も出馬しなかったものの、長年、ペルー政界で影響力を誇っていたフジモリ派に対する審判という意味合いが強かった。フエルサ・ポプラルの党首でフジモリ氏長女のケイコ・フジモリ容疑者が汚職疑惑で裁判を抱える中、有権者の汚職に対する反感も逆風となった。

ケイコ容疑者は拘束を巡る裁判所の判決を28日に控えており、政治活動の休止を宣言している。ケイコ容疑者は26日、家族とともにリマ市内の投票所を訪れ、報道陣に「政治的な声明は出さない」と説明した。

選挙の大勢は26日夜(日本時間27日昼ごろ)に判明する予定。

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