香港、湖北省渡航者の入境禁止 新型肺炎の拡大阻止

2020/1/27 1:37
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香港では新型肺炎に警戒感が高まっている(26日)=AP

香港では新型肺炎に警戒感が高まっている(26日)=AP

【香港=木原雄士】香港政府は26日夜、中国湖北省の居住者と過去14日間に同省を訪れた人の入境を禁止すると発表した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐ狙い。マカオ政府も湖北省の居住者が入境する際に感染していないとする医師の証明書を提示するよう求める。香港とマカオは陸路で中国本土とつながっており、感染拡大を食い止めるため異例の措置に踏み切る。

27日午前0時(日本時間午前1時)から適用を始めた。26日時点で香港は6人、マカオは5人の感染が確認され、警戒感が高まっていた。香港の場合、香港居住者は入境禁止の対象外。非居住者は有人のカウンターで湖北省への渡航歴などをチェックする。

香港は2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)で299人の死者を出した教訓から、高速鉄道など陸路での入境を厳しく制限すべきだとの声があがっていた。香港政府は感染症への警戒レベルを3段階のうち最も高い「緊急」に引き上げ、小中高校の春節(旧正月)に伴う休暇を延長するなど対策を講じてきた。

もっとも、湖北省以外で人から人への感染が広がれば、今回の措置だけでは感染拡大が続く可能性がある。

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