いじめ受け障害児転校 宮崎市立小、学校が謝罪

2020/1/26 21:11
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宮崎市立小学校の特別支援学級に通う軽度の知的障害がある5年生の男子児童(11)が、通常学級の児童らに長年いじめを受け続け、転校していたことが26日、市教育委員会と学校への取材で分かった。学校は対応が不十分だったと認め、男児側に謝罪している。

市教委と学校によると、男児は特別支援学級に通いながら、理科や社会などは通常学級の児童と一緒に学ぶ「交流学級」に参加。2~5年の時、他の児童に「きもい」と言われたり、無視されたりした。上履きをぬらされたことや、理科の実験用の豆を「食べろ」と強要されたこともあった。

父親は2年の時から改善を求めていたが、学校は「友達関係のトラブル」とし、組織的な対応をしていなかった。昨年4月に父親が市教委に訴えたことをきっかけに学校が調べ直し、5月にいじめがあったと認めて謝罪した。

その後いじめは収まったが、男児は昨年11月から不登校になり、今月転校。校長は取材に「もっと早く真剣に向き合っていれば、ここまでにはならなかったと思う。転校することになり、申し訳なく残念だ」と話した。

〔共同〕

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