米、武漢から退避へ臨時便 新型肺炎で

2020/1/26 15:11
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【ワシントン=中村亮】新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国の湖北省武漢から米外交官らを退避させるため、米政府はチャーター便を手配した。米国の駐中国大使館が現地時間26日の声明で発表した。武漢在住の米市民の一部も乗せ、28日にサンフランシスコに向けて出発する。

武漢には1000人程度の米国人が住んでいるとされ、このうち感染のリスクが高い人にチャーター便の座席を優先的に割り振る。米メディアによるとチャーター便は約230席で、医療チームが搭乗し診断にあたる。国務省当局者は25日の声明で「米国民の健康や安全は我々の最優先事項だ」と強調した。

中国外務省の華春瑩報道局長は26日、米国が人員を撤収させると決めたことなどについて「中国政府は関連する中国側の防疫規定に沿って適切な手配をし、必要な協力と便宜を提供する」とのコメントを発表した。

トランプ大統領は24日、ツイッターで新型肺炎について「中国が封じ込めようと懸命に取り組んでいる」と評価した。「米国民を代表して特に習近平(シー・ジンピン)国家主席に謝意を伝えたい」と述べていた。

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