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武漢滞在を隠した患者に罰金 台湾、新型肺炎で

蔡英文政権は新型肺炎の感染拡大に警戒を強める(1日、台北市)

【台北=伊原健作】中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、台湾南部・高雄の衛生当局は25日、感染が確認された台湾籍の男性患者が武漢から来たことを隠匿したとして、30万台湾ドル(約110万円)の罰金を科すと表明した。台湾の中央通信が報じた。蔡英文(ツァイ・インウェン)政権は台湾への感染拡大を警戒し、厳しい姿勢を鮮明にしている。

台湾では25日までに3人の感染が確認された。このうち21日に武漢から空路で台湾に入った台湾籍の男性患者が、22日に高雄市の病院で受診した際に武漢から来たと明かさず、さらにマスクを着用せずに市内のダンスホールで過ごすなどの行動をとった。23日に再度受診した際に医者に武漢から来たと明かし、検査で感染が判明した。感染症防止法違反で罰金を科す方針という。

市衛生当局は男性患者の行動をもとに、接触した可能性がある80人以上を割り出して追跡している。ダンスホールの従業員1人がせきなどの症状を訴えており、隔離して検査している。

台湾は2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)で70人以上の死者が出た。中国の春節(旧正月)休暇には台湾から中国に渡りビジネスを営む「台商」が大挙して帰省するため、感染拡大に神経をとがらせている。

交通部(交通省)観光局は24日には中国(香港・マカオを除く)への団体旅行の出発を中止するよう旅行会社に通達し、中国からの団体旅行の受け入れ中止も求めた。同日時点で湖北省からの団体旅行者158人が台湾に滞在しており、早急に台湾を離れるよう求めている。

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