出版界に猫パンチ!猫本屋活況 海外でも猫文学に注目
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空前の猫ブームと言われる現在、不況に悩む出版界でも猫が救世主になっている。新刊書籍が売れ行きを伸ばし「猫本屋」が相次ぎ開業。背景にはブームの一言では片付けられない、脈々と続く猫と日本人の物語がある。
この世に猫がいたから、今までやってこれた――。廃業の危機を猫に救われた書店が本の街、神保町(東京・千代田)にある。創業40年になる姉川書店だ。
外観は、昔ながらの町の本屋といったたたずまい。だが、一歩...
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