新型肺炎、シンガポールでも感染者 武漢からの旅行客

2020/1/23 23:07
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【シンガポール=中野貴司】シンガポール保健省は23日、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者を初めて確認したと発表した。感染者は武漢市から旅行に来ていた中国人男性(66)で、同様に武漢市から来た中国人女性(53)にも感染の疑いがあるという。東南アジアではタイでも患者が確認されており、感染拡大の懸念が高まっている。

東南アジアの政府は新型肺炎拡大への警戒を強めている(写真はクアラルンプールの空港)

保健省によると、男性患者は20日に家族と共にシンガポールに到着し、セントーサ島のリゾートホテルに滞在していた。到着後に発熱やせきの症状が出たため、検査したところ感染が確認された。今は病院で隔離されており、容体は安定しているという。保健省はこの患者とシンガポールで接触した人を追跡し、健康状態を検査している。

シンガポール政府は22日から、空港で中国からの旅行客全員に体温測定を実施するなど警戒を強めていた。春節(旧正月)で海外からの旅行客の増加が見込まれており、同省は今後も「患者や疑わしい症例が増える見通しだ」としている。

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