新白血病免疫療法 追いかける日本が勝つ道
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一部の白血病で高い効果を発揮するなどがん治療の新技術として注目を集める「CAR-T療法」の開発で、日本の出遅れが鮮明になってきた。2019年5月にスイス製薬大手ノバルティスの新薬が日本でも登場したほか、安い中国製の治療薬も上陸する可能性が出ている。一方で、日本発の薬の臨床研究は遅れている。大学への支援や規制の緩和が求められる。
「1人目への投与がやっとできた」。独自の技術を使ったCAR-T療法の日...
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