「稼げる」植物工場が登場 ものづくりとIoTで革新
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屋内で野菜を栽培する「植物工場」の技術が新たなステージに移ろうとしている。カギはあらゆるものがネットにつながる「IoT」の活用と、ものづくりの発想だ。スタートアップ各社は独自の手法を駆使し、工場と呼ぶにふさわしいものを実現させる。彼らが目指す「植物工場2.0」は、高齢化や後継者不足に悩む日本の農業を救う潜在力を秘めている。
密閉空間で完全管理
東京・京橋のオフィス街。その一角にある2階建ての小さな建物に足を踏み入れる...
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