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米運輸省、航空機内へのペット同伴を制限

【ニューヨーク=高橋そら】米運輸省は22日、旅客機の利用者がペットを無料で機内に持ち込むことを禁止すると発表した。同省は現在、障害がある人などが犬などの動物と一緒に飛行機に乗ることを認めている。ただ近年、必要がないのにペットを無料で乗せようとする人が増えており、安全運航などの観点から基準の厳格化に乗り出す。

運輸省は声明で「ペットと一緒に飛行機に乗りたい旅行者が、介助動物だと偽って主張する機会を減らしたい」と述べた。現在、米航空会社は身体障害者や精神疾患がある人に限って、介助やメンタルケアに必要な動物と無料で同乗できるとしているが、通常は医療関係者の証明書などがいる。ペットとして持ち込む場合は追加料金が必要だ。

ただ米国では「メンタルサポートに必要」と主張してペットを無料で機内に持ち込む例が後を絶たない。デルタ航空では18年に25万匹と15年の2倍に増えた。客室乗務員が犬にかまれるなど、安全に関わる事件も起こっている。米アメリカン航空は介助動物とはみなさないペットのリストを公開。その中にはフェレットやヤギ、ハリネズミなどの名前があがった。

一方、米運輸省は「障害がある人が介助動物を使い続けることは今後も保証したい」と明記した。動物を一律に禁止するのではなく、特別な訓練を受けた介助犬に限るなど規則を厳格化したい考えだ。

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