東京都、多摩都市モノレールの延伸に着手へ

2020/1/22 16:16
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東京都は多摩都市モノレールの延伸に向けた調査費を2020年度予算に計上する方針だ(東京都立川市)

東京都は多摩都市モノレールの延伸に向けた調査費を2020年度予算に計上する方針だ(東京都立川市)

東京都は多摩地域を縦断する多摩都市モノレールの延伸事業(上北台―箱根ケ崎間)に着手する方針を固めた。2020年度予算案で、延伸の基本設計に関する調査費用として約1億円を計上する見通し。具体的な着工・開業時期は決まっていない。沿線自治体などが早期延伸を都に要望していた。

多摩都市モノレールは都の第三セクターで、立川市など沿線自治体のほか私鉄などが出資している。今回延伸に着手するのは東大和市、武蔵村山市、瑞穂町にまたがる7.2キロで、都は総事業費を約800億円と想定している。

上北台(東大和市)―多摩センター(多摩市)間を結ぶ多摩都市モノレールは年々利用者が増えている。18年度の1日平均乗車人数は約14万4000人、運輸収入は約85億円と、過去最高を更新した。

都は都心部と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線」など都内の6路線を優先的に整備を検討する新線と位置づけている。今回の多摩都市モノレールの延伸区間もその1つだ。多摩都市モノレールではほかに「多摩センター―町田間」「多摩センター―八王子間」の延伸構想もある。

多摩地域は23区に比べて鉄道網の不備が指摘されている。小池百合子知事は16年の都知事選で「多摩格差ゼロ」を公約に掲げた。地元の悲願であるモノレール延伸を前に進め、格差解消につなげたい意向だ。

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