コンビニの店舗減少、市場飽和にあらず
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コンビニエンスストアの店舗数が2019年末の時点で初めて減少した。人手不足に伴う新規出店の抑制が原因だが、決して市場が飽和したわけではない。逆に伸びる市場に対してコンビニ各社が対応を誤ったことが大きい。
日本フランチャイズチェーン協会によると、19年末のコンビニ大手7社の店舗数は5万5620店で18年末に比べ123店減少した。3強を見るとセブン―イレブン・ジャパンが288店の純増、ローソンはほぼ横ばい、...
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