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新型肺炎、中国の患者400人超に拡大 米国でも感染例

(更新)

【北京=多部田俊輔、ニューヨーク=野村優子】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者数は22日までに計9人に増え、患者数は400人を超えた。感染者は中国以外にも広がっており、米疾病対策センター(CDC)は21日、ワシントン州シアトルで初の患者を確認したと発表した。感染者は今後、世界各地に拡大する可能性がある。

中国の国家衛生健康委員会の李斌副主任は22日の記者会見で、死者数は計9人に増え、患者数は440人に増えたと発表した。李氏は「ウイルスは変異する可能性があり、疫病の発生状況はさらに拡大する危険がある」と指摘した。

中国本土以外にも拡大しており、21日には米国で初の患者が確認された。この患者は15日に中国から帰国した米国居住の30代男性で、武漢市も訪問していたという。帰国後に肺炎のような症状を発症し、保健当局に連絡して発覚した。

CDCは17日からサンフランシスコ空港、ニューヨークのケネディ国際空港、ロサンゼルス空港を対象に検疫を開始していたが、米国初の患者発生を受けてアトランタ空港とシカゴ空港も対象に加えた。

米国以外ではすでに日本と韓国、タイ、台湾で感染が確認されている。世界保健機関(WHO)の西太平洋地域事務局は21日、ツイッターで「新たな感染の報告例から、持続的な人から人への感染が起きている可能性がある」と指摘した。

中国では春節(旧正月)による大型連休が24日から始まる。中国本土以外を訪れる中国人も多く、各国は自国での感染拡大を警戒している。WHOは22日、緊急会合を開く。新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するかどうかを検討するほか、感染拡大を防ぐ方策などを協議する予定だ。

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