漫画「ガラスの仮面」幻の作中劇がオペラに
サブカルと総合芸術の融合、壮大なテーマを描写
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演劇に人生をかける少女たちの青春模様を描く美内すずえの少女漫画「ガラスの仮面」。その幻の作中劇である「紅天女」を、日本オペラ協会が初めてオペラ化した。日本のサブカルチャーと伝統芸能を西洋の総合芸術と融合させる試みにより、欲に目がくらむ人間の愚かさ、自然との共生といった作品のテーマを壮大に描ききった。
赤く鮮やかに輝く千年梅の大木の前に現れた女神・紅天女の美しさと神々しさに、目を奪われた。1月11日...
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