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三菱ケミカル、40億円で独社買収 炭素繊維複合材

三菱ケミカルは21日、ドイツの炭素繊維複合材メーカー、c-m-p(本社ハインスベルク)を買収すると発表した。買収額は40億円程度とみられる。c-m-pは炭素繊維のシートに樹脂を含ませた「プリプレグ」と呼ぶ中間材料を生産する。三菱ケミは今回の買収によって日米に加えて欧州にもプリプレグの生産拠点を確保し、現地の自動車や航空機メーカーへの販売を強化する。

三菱ケミが買収するc-m-pの本社と工場

三菱ケミは欧州のグループ会社を通じて2月にも買収を完了する。c-m-pは独西部のデュッセルドルフ近郊に本社と工場を置く。年間売上高は1330万ユーロ(約16億2000万円)。自動車のサスペンション部品などのほか、欧州の航空機大手エアバス向けに内装材の用途としてプリプレグを販売している。

三菱ケミはプリプレグとは別に、短い炭素繊維と樹脂を混ぜた炭素繊維複合材の新工場を、9月にイタリアで稼働させる予定。自動車などの開発で先端材料の採用が先行する欧州での事業拡大を目指し、現地企業の買収や生産拠点の新設を通じて炭素繊維関連の製品群を充実させる考えだ。

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