日経平均反落、終値218円安2万3864円 新型肺炎警戒

2020/1/21 9:11 (2020/1/21 15:19更新)
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21日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比218円95銭(0.91%)安の2万3864円56銭で終えた。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、当初は比較的可能性が低いとされていた人から人への感染に警戒感が強まったのが投資家心理を冷やした。多くの訪日客が見込まれる中国の春節(旧正月)期間の大型連休を目前に訪日外国人(インバウンド)消費や国内消費に悪影響が出ると警戒した海外短期筋の売りが広がった。

前日の米市場が休場とあって、朝方の日経平均は小幅な動きにとどまったが、香港ハンセン指数が安く始まったのを受けて前場中ごろ過ぎから急速に下げ幅を拡大した。香港は昨年からの大規模デモが経済を下押ししており、新型肺炎の感染拡大の影響が大きく出やすいとの見方は多い。バブル崩壊後の高値更新を前にやや上値の重さもあった日本株についても香港株安につれて早めに利益確定売りに動こうとする海外投資家が増えた。薄商いのなかで日経平均は株価指数先物の下げが主導して下げ幅を広げる場面が目立った。

個人投資家による押し目買いも指摘されたが、相場全体を押し上げるには力不足で日経平均は午後に一段安となった。

JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比101.85ポイント(0.65%)安の1万5517.25だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、9.19ポイント(0.53%)安の1734.97で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆6704億円。売買高は9億1259万株と低調だった。東証1部の値下がり銘柄数は1041、値上がりは1002、変わらずは116銘柄だった。

ファストリ東エレクKDDIファナック資生堂安川電が下落した。一方、トヨタソフトバンクグループ(SBG)、バンナムHD明治HDアステラスが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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