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米国務長官、ベネズエラ野党指導者と会談

【サンパウロ=外山尚之】ポンペオ米国務長官は20日、訪問先のコロンビアでベネズエラの野党指導者グアイド国会議長と会談した。両者は独裁体制を確立したマドゥロ大統領に対する圧力を強めることで一致したものの、具体策はなく、手詰まり感も出ている。グアイド氏は21日に開幕する世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に出席し、世界各国の指導者に支援を要請する。

テロの犠牲者を追悼する式典に出席するポンペオ米国務長官(左)とベネズエラのグアイド国会議長(右)(20日、ボゴタ)=ロイター

ポンペオ氏は共同記者会見でグアイド氏を「国を正しい方向に導ける偉大な指導者だ」と持ち上げたうえで、マドゥロ氏を「国内でテロ組織と一緒に働いている」と批判し早期の政権交代が必要だとの認識を改めて示した。一方で「特定の制裁について話していない」と述べ、具体的な圧力については言及しなかった。

グアイド氏は米国の支援を受けて2019年1月に暫定大統領への就任を宣言したものの、マドゥロ政権を支える軍幹部は離反していない。グアイド氏は「独裁体制に対する圧力を強化する」などと従来の主張を繰り返すにとどまった。

グアイド氏は現在、マドゥロ政権の影響下にある最高裁から出国を禁じられており、これを破って秘密裏にコロンビア入りしていた。帰国できないリスクがあるものの、世界各国の指導者の視線をベネズエラ情勢に向けることで事態打開につなげたい考えだ。

グアイド氏はダボス会議に出席した後、ベルギーやスペインに立ち寄る計画を立てている。

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