ロッテ創業者負の遺産 後継争い、確執残す
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ロッテグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名は重光武雄)名誉会長が19日、老衰のため98歳で死去した。日韓で売上高8兆円の巨大財閥を築いたが、最大の失敗とされるのが後継者問題だ。2015年には日本法人の経営権を巡る息子同士の対立が表面化。次男の辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)氏が経営を掌握したものの、日韓の一体経営には火種が残ったままだ。
辛格浩氏の死去から一夜明けた20日、ソウル市の病...
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