「株式貯蓄」再び?(十字路)
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このコラム「十字路」が今の形でネットで読めるのは1980年代からで、その頃の記事を見直すと個人の株式投資家の減少をテーマにしたものが多くみられる。
その問題に対して、当時の証券会社が編み出したのが「株式貯蓄」という言葉だ。比較的リスクが低い優良株への長期投資を個人に促すという戦略だった。さらに電話で株式を販売する営業を「テレフォン貯蓄」と呼ぶ会社もあったようだ。「蓄える」という語感で安心させよう...
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