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すかいらーく、24時間営業を廃止 人手不足が背景に

「ジョナサン」など約150店で24時間営業を取りやめる(都内の24時間営業店)

ファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、4月までに24時間営業を廃止すると発表した。「ガスト」「ジョナサン」など約150店で実施しているが、人手不足を背景に人件費が上昇する中で深夜の売り上げも減少。ピーク時に人手を集中することにした。ファミレス最大手の24時間営業の全廃で、外食や小売りなど労働集約型産業の深夜営業の見直しが広がりそうだ。

すかいらーくHDでは、1972年から24時間営業型の店舗を展開している。かつては、午前0~6時の売上高が1日の売上高のうち1割強を占める店舗もあったが、若者を中心に深夜の来店が減少しており、2012年ごろから営業時間の短縮を進めていた。

今回は24時間営業している約150店を含む約560店で深夜の営業時間を短縮する。ガストやジョナサンでは午前7時から翌2時までの営業が多く、今回の時短で多くが閉店を1~2時間前倒しする。同社チェーンの総営業時間は1300時間程度短くなる。

24時間営業の全廃を含む営業短縮に踏み切った狙いは働き方改革だ。従業員の確保やモチベーション維持のために「健康に配慮した職場環境づくりが不可欠」(同社)。昼や夜のピークに人手を割くほか「ガスト」では全店に注文用のタブレットを設置するなど、効率化にも取り組む。

ファミレスではロイヤルホストが17年1月に24時間営業を全廃し、8割近い店舗で営業時間を短縮した。17年12月期は客数は減少したが単価が増え、既存店で2%の増収を確保している。人手不足や、働き方改革関連法の施行が続く中、営業時間を短くしながら生産性を高める動きが広がりそうだ。

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