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ロッテグループ創業者の重光武雄氏が死去 球団創設

【ソウル=細川幸太郎】ロッテグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名は重光武雄)名誉会長が19日、ソウル市内の病院で老衰のため死去した。98歳だった。太平洋戦争中に日本に渡り、戦後に製菓事業を始めた。その後流通やサービスなどに事業領域を広げ、日韓で売上高10兆円の巨大財閥を築いた。晩年には息子同士の後継争いが表面化した。

辛格浩氏

韓国南東部の蔚山市生まれ。日本に転居し切削油の製作所で事業を開始した。終戦後の進駐軍が配るチューインガムの人気を見てガムの製造に乗り出しロッテ製菓を設立した。日本で稼いだ資金で日韓国交正常化後に高度経済成長期に入った韓国に投資。百貨店やホテル、スーパー、化学、建設など幅広い事業を手掛けて韓国財閥5位の資産規模を誇るロッテグループの躍進を主導した。

プロ野球界では、日韓両国で球団を創設した。

ただ晩年は不遇だった。2人の息子が後継を巡って泥仕合を繰り広げ、日韓にまたがってグループ全体の経営の混乱を招いた。自身もグループの経営不正事件に絡み業務上横領と背任の罪に問われた。2019年10月には大法院(最高裁)が懲役3年の判決を下し、健康状態を考慮して執行停止していた。

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