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イラン、ウクライナに飛行記録引き渡し 旅客機撃墜

【ドバイ=小川知世】イランによるウクライナ旅客機撃墜事件で、イランの事故調査当局は18日、回収したフライトレコーダー(飛行記録)をウクライナに引き渡すと明らかにした。フランスやカナダ、米国とも協力して解析を進め、撃墜の詳しい状況を調べる。イランは早期の飛行記録の引き渡しで、国際的な捜査に前向きな姿勢を強調する構えだ。

イランで10日に公開された撃墜したウクライナ旅客機のものとされるフライトレコーダーの画像=ロイター

ロイター通信などが伝えた。当初主張していたイランでの解析は見送り、ウクライナでの解析が難しい場合は解析技術が高いフランスへの引き渡しを検討する。飛行記録は損傷が激しいとされ、カナダはフランスでの解析を要請していた。ウクライナはイラン政府代表が20日にも首都キエフに来訪予定としており、飛行記録の引き渡しや補償を協議するとみられる。

事件では乗客乗員176人が死亡した。大半がイラン人とカナダ人だった。イランは墜落の3日後にイラン軍がミサイルで誤射したと認めたが、誤射の原因や撃墜したミサイルの数などイラン側の説明には疑問点が残る。犠牲者が出たカナダや英国など5カ国は透明性が高い国際捜査による真相究明を訴えていた。

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